ファンコイル再生計画

サンヨー ファンコイルユニットのメンテナンス

設備メンテナンスは自前で

当社の工場では主に水冷式の空調を採用しています。地下水を利用した空調は夏は涼しく冬暖かいという特長があります。空冷式のエアコンと違って人体に優しい自然な風を作り出します。

サンヨーファンクラーは3層コイルです。物が良いのでなかなか手放せません。


ベアリング化したファンモーター

ベアリング化したファンモーターファンコンベクターは40年ぐらい前から使用しています。古いので部品はありません。相談したくてもメーカーも存在しません。
自力でどうにかするしかありません。

メタル式のモーターは、フルベアリング化して使用していました。
しかしアーマチャが壊れ異常発熱するようになりました。


ないなら作る。代替えに有圧換気扇というアイデア

そこでファンモータの代替えとして工場扇や車用ファンを利用する方法を考えましたが、電源や回転制御で、なかなか答えが見つかりません。

ある日ふと換気扇を使う事を思いつきました。

家庭用のものは羽根が小さくて変速できません。倉庫や工場に使われているものは厚すぎます。

既存のファンコイルの筐体に収まる丁度いいサイズの物ははないものかとインターネットで探しましたら、三菱電機製の機器冷却用有圧換気扇が良さげでした。

早速取り寄せました。これですとファンコイルの筐体にピッタリ収まります。羽根が大きく風速がコンロール可能です。風圧もありますので、良い結果が得られそうです。

風速コントロールは、スライダックを検討しましたが結局高価な専用のコントローラーを使うことにしました。


部品取り

オリジナルのモーターはボールメタルが使用されていてそれが摩耗して回らなくなりました。。ベアリング化したのですが、シャフトまで摩耗していたためガタつきを解消することができなかったので、分解し部品取りにしました。

 


ファンシェラウド完成

板金工場に依頼したファンシェラウドが出来上がりました。

さっそく有圧換気扇を取り付けて具合を確認しました。

収まりもよくオリジナル以上の結果が得られました。

コントローラーの配線が済めば作業完了です。

稼働が楽しみです。


コントローラーセッティング完成

 

コントローラーでは3速切り替えが可能です。
ファイコイルには4段階の風速切り替えスイッチが付いています。これを活かすにはオムロン社製のZENプログラムリレーを組み込みます。配線は当社製品「データ通信アダプター ADP4」に使用しているインターフェースケーブルを流用しました。

風速はコントローラーで任意に調整できます。結果的に外観は以前と変わらず、弱弱・弱・中・強の風速に応じてインジケーターの照度が変化します。

 


つづく…

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